農機具買取業者
おすすめ7選!
高く売るコツも紹介!

農業の現場で欠かせない農機具。トラクター・コンバイン・田植え機・耕運機・草刈機など農機具は多種多様ですが、農機具を使うことで農作業の手間を大きく軽減し、効率的な作業をサポートしてくれます。

新しい農機具の買い替えに伴い不要になった農機や、事業縮小・離農など様々な理由で使わなくなった農機具がお宅に眠っていることも。そのような農機具を処分する際、皆さんは「本当に高く売れるの?」と疑問を抱くかもしれません。

実は、中古の農機具は、国内外で非常に高い需要があり、適切な業者に売却すれば予想をしなかったような価格で売れることが少なくありません。

この記事では、農機具の実際の買取相場や、安心かつ高価買取が期待できる農機具買取業者、そして、農機具を高く売るためのポイントを紹介します。使わなくなった農機具をただ眠らせておくのではなく、高額で売却するチャンスを掴みましょう。

1. 人気の農機具・買取相場

中古の農機具といっても様々な農機具がありますが、特に中古で人気なものはトラクター、コンバイン、田植え機、耕運機、草刈機です。多くの農家の方々が使う機種のため、買取業社に買取してもらうときにも高価買取が期待できます。

そこで、まず初めに中古で人気の農機具とそれぞれの農機具の大まかな買取相場をご紹介させていただきます。

トラクター

トラクターは、農作業を効率的に進めるための多目的な動力機械として使われます。主に畑作や田んぼの耕作に使用され、大きな力を必要とする作業をサポートします。トラクターを使用することで農作業の大幅な時間短縮や作業の効率化が期待できます。

様々なアタッチメントを装着することで耕運作業だけでなく、代かき、草刈、肥料散布、種まきなど様々な農作業に活用することができ、農作業に欠かせない農機具です。また、最新のトラクターには、GPSを搭載した自動走行機能など、最新の機能が取り入れられている場合もあります。

買取相場はメーカー、馬力、使用時間、年式等によって大きく変動しますが、数万円から数百万円まで幅があります。特に国内メーカーのトラクターは海外でも人気があるため、古いトラクターでも高価買取が期待できます。メンテナンス状態や外見のキズ、塗装の状態も査定に影響します。

コンバイン

コンバインは、穀物や籾の収穫を一度に行うことができる農機具です。刈り取りから籾摺り、選別までの作業を一連としてこなします。特に稲の収穫時には欠かせない機械となっています。

買取相場はメーカー、条数、馬力、使用時間、年式等によって大きく異なりますが、数万円〜数百万円程度となっております。コンバインはトラクターと比べて細かい部品が多く、故障リスクが高いため、使用時間が多いコンバインは買取相場が下がる傾向にあります。また袋取りのコンバインは求める農家の方々が減っているため、購入時の価格と比べて大きく値段が下がる場合が多いです。

袋どりのコンバインと同様に、バインダーやハーベスターは最近は使う方が減っているため、買取価格はあまり期待できないかもしれません。

田植え機

田植え機は、苗を均一な間隔で田んぼに植えるための機械です。手作業での植え付けに比べ、時短と労力の削減が実現できます。特に大規模な農場では欠かせない存在となっており、ほとんどの稲作農家の方は少なくとも1台は持っているのではないでしょうか。

均一な間隔での植え付けにより、収穫量の増加や病害虫の発生抑制に繋がります。さらに、最新のモデルでは、GPSを利用して正確な位置に植え付ける機能や、植え付けの密度を調節する機能などが搭載されています。

中古の田植え機の買取相場は、細かいスペックや使用状態により異なりますが、数万円から数十万円の範囲で買取させることが一般的です。

耕運機・管理機

耕運機は、圃場を耕す際に使用する農機具で、小規模な圃場でトラクターだと必要十分な場合に使われることが多いです。また、最近では家庭菜園の人気が高まっており、農家でない方も耕運機を求めるケースが増えています。

管理機は耕うん作業だけではなく栽培に必要な様々な作業をサポートしてくれる多機能な農機具です。「アタッチメント」と呼ばれる作業機を取り付けることで、農地の整地から畝立て、中耕、播種、そして除草やマルチ張り、農薬の散布に至るまでの幅広い農作業を効率的にサポートしてくれます。さらに、収穫の際にも役立つこの機械は、多岐にわたる作業を一つの装置でカバーすることができます。

耕運機・管理機の査定価格は、馬力帯や年式、アタッチメントの有無等によって変わりますが、数千円から数十万円程度となっています。

草刈機

草刈機は、雑草や低木の刈り取り作業に用いられる機械です。田畑や河川敷、道路脇など、さまざまな場所で活躍します。手での刈り取りよりもスピーディーに作業を進められるのが特徴です。

草刈機と一概に呼んでも、刈払機、ハンマーナイフモア、乗用草刈機(乗用モア)、畦草刈機など様々な種類があります。特にハンマーナイフモア、乗用草刈機は広い範囲の草刈り作業には欠かせない農機具のため、人気が高い機種になっています。

買取相場は機種によって異なりますが、刈払機であれば数百円〜数千円、ハンマーナイフモア・乗用草刈機であれば数万円〜数十万円、畦草刈機は数千円〜数万円程度の買取金額が期待できます。

2. 国内メーカーは高く売れる!

国内メーカーの農機具はその信頼性や技術力で高い評価を受けています。長い歴史と経験に裏打ちされた国内メーカーの農機具は、東南アジアを中心とする海外で根強い人気があるため、古いものであっても中古市場においても高く売れる傾向にあります。

以下、主要な国内メーカーの概要とその特徴をご紹介いたします。

クボタ

クボタは、1890年の創業以来、農業機械のリーディングカンパニーとして、日本の農業を支えてきました。その名は、特にトラクターやコンバインといった農機具の分野で非常に高い評価を受けています。

クボタの特徴として、先進的な技術を取り入れながらも、使いやすさや耐久性を追求した製品づくりが挙げられます。また、顧客のニーズに応えるためのアフターサービスやサポート体制も充実しており、これが中古市場における高い査定価格の背景となっています。

海外においては日本の農機具といえば「クボタ」というようにネームバリューがあるため、かなり古い農機具であってもクボタの製品であれば需要があります。トラクターは特に高価買取が期待できます。

ヤンマー

ヤンマーは、1912年の創業から、ディーゼルエンジンの開発や農機具製造を中心に事業を展開してきました。特にディーゼルエンジン技術においては、業界をリードする存在として知られています。

ヤンマーの農機具は、その独自の技術と信頼性、さらには効率的な燃料消費による経済性が高く評価されています。中古市場においても、ヤンマーの名前は高い信頼をもとに良好な取引価格が期待できるメーカーとなっています。

国内シェアNo.2ではありますが、クボタに次いで海外での人気が高いため、ヤンマーの農機具も古いものであっても値段が十分に付く傾向にあります。

イセキ

イセキは、1926年にトラクターの製造を開始し、以来、多岐にわたる農機具を手がけるメーカーとしてその地位を確立しています。イセキは、小型トラクターや管理機、草刈機など、幅広い製品ラインナップを持つのが特徴です。

イセキの製品は、その使いやすさと耐久性で知られており、特に小規模な農家や家庭菜園愛好者からの支持が高いです。中古市場においても、イセキ製品の需要は高く、安定した査定価格が期待されます。

三菱農機

三菱農機は、三菱グループの一員として、高い技術力とブランド力を背景に、農機具の製造・販売を行っています。特に、トラクターやコンバインなどの大型機械において、その性能と信頼性が高く評価されています。

中古市場では、その品質とブランド力を背景に、高い査定価格が期待できます。

3. おすすめの農機具買取業者7社を比較!

クロバト農機買取

クロバト農機買取トップページ

特徴

  • 幅広い種類の農機具の査定が可能
  • スピーディな対応が売り
  • ネット完結買取で高価買取を実現

店舗紹介

クロバト農機買取は、非訪問型・ネット完結での買取で高価買取を実現しています。さらに経験豊富なスタッフがお客様の悩みや要望に耳を傾けるとの丁寧な対応を評価する口コミも多くあります。

専門知識を持ったスタッフが査定から引き取りまで丁寧かつ迅速に対応し、多くの農家からの継続的な信頼を得ています。

クロバト農機買取HP

農機具でっく

農機具でっくトップページ

特徴

  • 小型から大型までの農機具を取り扱い
  • 買取から販売までの一貫サービス
  • 全国対応のネットワーク

店舗紹介

農機具でっくは、国内外の農家との広範なネットワークを持つ買取業者です。それぞれの地域や農家の特性を理解し、最適な提案やサービスを展開しています。

また、一貫して査定から販売までのサービスを提供しているため、中古農機具を探されている方にもおすすめな業者と言えるでしょう。

農機具でっくHP

農機具高く売れるドットコム

農機具高く売れるドットコムトップページ

特徴

  • オンライン査定を強化
  • シンプルな手続きでの買取
  • 独自の販売ルートで高価買取を実現

店舗紹介

農機具高く売れるドットコムは、オンラインを中心とした買取査定と訪問査定の両軸でのサービス展開を行っています。全国対応のため地域に縛られることなく、全国からの依頼に柔軟に対応しています。

茨城県と鳥取県に大型の倉庫も保有しており輸出業務も行うなど独自の販売ルートを持つため、高価買取が可能になっています。

農機具高く売れるドットコムHP

農機具王

農機具王トップページ

特徴

  • 豊富な経験と知識を持つスタッフ
  • 多数の店舗での対応
  • 高いリピート率を誇る

店舗紹介

「農機具王」は、その名の通り農機具に特化した買取業者として知られています。独自のネットワークと専門知識を活かし、競合他社よりも高い買取価格を実現しています。

また、顧客の声に耳を傾け、常にサービス向上を目指している姿勢が、多くの農家からの信頼を得ています。

農機具王HP

ウルトラファーム

ウルトラファームトップページ

特徴

  • 環境と持続可能性にフォーカス
  • リサイクル推進の取り組み
  • 様々な機械の買取に対応

店舗紹介

ウルトラファームは、環境への取り組みや持続可能な農業をサポートする方針を強く打ち出している業者です。農機具のリサイクルを推進し、農業の未来を考える農家と共に歩んでいます。

また、新旧問わずあらゆる機械の買取に対応しており、その対応の幅の広さが特徴です。

ウルトラファームHP

農機具買取モノリーフ

モノリーフトップページ

特徴

  • 迅速な査定とスムーズな取引
  • テクノロジーの進化に即した査定

店舗紹介

「農機具買取モノリーフ」は、特に新しい技術や機械に精通していることで知られる業者です。最新の農機具や高機能な機械についての深い知識と経験を持ち、その点での買取に強みを持っています。

テクノロジーの進化に合わせて柔軟に対応する姿勢が、新しい農機具を売却を検討している農家からの評価が高いです。

農機具買取モノリーフHP

農機具買取プレジャー

農機具買取プレジャー

特徴

  • 丁寧な査定と誠実な対応
  • 様々な機械の買取に対応

店舗紹介

「農機具買取プレジャー」は、顧客とのコミュニケーションを大切にする業者として評価されています。一つ一つの機械に対して、丁寧な査定を行い、顧客との信頼関係を築いています。

農機具買取プレジャーHP

4. 高く売るためのポイント

ポイント

農機具の買取を検討する際、最も気になる点はできるだけ高い価格で買取してもらえるかどうかという点かと思います。農機具を高額で売却するための主要なポイントを詳しく解説します。

メンテナンスの実施

  • 高価買取を実現するには、不具合なく良好な状態を維持するための定期的なメンテナンス・保管が非常に重要です。日常的に農機具を清掃してきれいに保管するほか、定期的にオイル交換をするなど基本的なケアを怠らないようにしましょう。
  • メンテナンスの記録をつけておくと、それを買取業者に提示することで査定額のアップにつながる可能性があります。この記録は、機械が適切に管理されていたことの証明となります。

正確な情報の提供

  • 査定の依頼をする際には、農機具の情報を正確・詳細に提供することが重要です。年式、使用時間、付属品、オプションなど細かい情報も欠かさず伝えることで、適切な査定が期待できます。
  • 買取業社は農機具のプロのため、小さな故障や損傷でも隠していると査定時に発覚してしまい、信頼性を失い査定額が大きく下がるおそれがありますので、正確な情報を伝えるようにしましょう。

早めの査定

  • 機械は新しいほど価値があります。使わなくなった段階で早めに査定を受けることで、価値が下がる前の高額査定が期待できるでしょう。
  • 特に新型が出た後は旧型の価値が下がりやすいので、新しいモデルの発表前に売却を検討すると良いでしょう。

複数の業者を比較

  • 一つの業者に絞らず、複数の業者から査定を受けることがおすすめです。業者によって得意とする農機具が異なるため、同じ農機具でも業者によって買取価格に差が出ることがあります。そのため、比較することで最適な業者を見つけることができます。
  • 業者を選ぶ際は、上述した7つの業者がおすすめですが、それ以外の業者でもインターネットの口コミや評価を参考にすることで、信頼性のある業者を選ぶことができるでしょう。

5. 農機具買取でよくある質問

Q買取業者を選ぶ際のポイントは?
A買取業者を選ぶ際は、業者の信頼性、買取実績、口コミ・評判、査定方法や査定プロセスなどを確認すると良いでしょう。
Q農機具の買取価格はどのように決まるの?
A買取価格は、農機具の型式、メーカー、使用時間、年式、状態、オプションや付属品の有無などによって総合的に算定されます。同じ農機具でも業者によって査定額が異なるケースが多いため、一つの業者に絞らず、複数の業者から査定を受けることがおすすめです。
Q古い農機具でも買取してもらえる?
A年式が古くても、買取の対象となる場合が多いです。特にトラクターは古いものでも値段が付くことが多いです。具体的には業者に問い合わせて査定を受けることをおすすめします。
Q買取査定の際、必要な書類はある?
A買取査定の際には、取扱説明書や保証書、メンテナンスの記録などがあると査定に有利に働きます。売却する際には古物営業法に基づき本人確認が求められるため、免許証・マイナンバーカードなどの本人確認書類を準備しましょう。
Q故障している農機具でも売れる?
A故障している農機具でも修理すればまだまだ使えることが多いため、一定程度の価格が付くことは期待できます。ただし、故障の内容や程度によっては買取価格が大きく下がる場合もありますので、詳しい状態を業者に伝えて査定を受けることをおすすめします。
Q査定後、買取を断ることはできる?
Aはい、一般的な業者であれば査定後にも買取を断ることができます。査定結果に納得がいかない場合や、他の業者と比較したい場合など、理由を問わず買取を断ることは可能ですが、念のため事前に確認するようにしましょう。

6. まとめ

本記事では、農機具の実際の買取相場や、安心かつ高価買取が期待できる農機具買取業者、そして、農機具を高く売るためのポイントを紹介しました。

国内メーカーの農機具は古いものであっても、海外で需要があるため、農機具店やJA(農協)で断られたり値段がつかなかったものでも、農機具買取店に査定を依頼すれば値段がつくことがあります。

本記事で紹介した業者は基本的に無料で査定をしていますので、不要になった農機具をお持ちの方は実際に各業者のホームページから査定を依頼してみてはどうでしょうか。

これまで大切に使ってきた農機具を手放す際には価格だけではなく、信頼できる業者を選ぶことも非常に大切です。本記事が農機具の売却を検討する方の一助になれればと思います。